開発
ユーザが主張する瑕疵の存在が認められなかった事例
ユーザに協力義務違反があって中途で作業が終了した場合におけるベンダからの請求額の考え方(民法536条2項の適用)。
発注者から追加で挙げられた要望の対応に関し,要望管理表に基づく工数と見積書から追加報酬請求が認められ,瑕疵修補に代わる損害賠償請求は除斥期間にかかったとした事例
開発の遅延がベンダのみにあるのか,ユーザにもあるのかが争われた事例。
賠償額は委託料を上限とするという条項の解釈が問題となった事例
開発が途中で停止したことの責任の所在と,その時点までの出来高の評価が問題となった事例。
注文者側の事情によりシステム開発が中止された場合における請負人からの反対給付請求の可否と,その額が問題となった事例。
開発・提供されたソフトウェアに関する契約の内容,性質が問題となった事例。
開発業務が中途終了し,ユーザから解除された場合において,代金支払済みの既履行分にまで契約解除の効力が及ぶかどうかが問題となった事例。
導入支援業務は完成したか,導入目的が契約上の義務となっていたか,超過期間分の報酬請求はできるか,パッケージの機能が不十分だったことは瑕疵となるか,といったことが争われた事例。
システムの完成及び瑕疵と,ベンダ・ユーザの責任割合等が争われた事例。
オフショア開発において,作業中・作業終了後に注文書の交付等が行われていること等から,黙示的に検査合格が認められるが瑕疵があるため減額されるとした事例。
開発を委託したシステムが開発しなかったとして,契約解除した場合において,分割検収の方法により,検収済,支払済の既払い金について返還を求められるかどうかが問題となった事例。
ゲーム機の開発・販売に関する契約交渉が破棄された事例において,発注者の契約締結上の過失が認められた事例(システムではない)。
基本契約は締結されていたものの,具体的な業務委託契約が締結されていないとされた事例。
工事現場のスケジュール管理システムの追加開発費用と,納期遅延に伴う損害賠償が問題となった事例。
スルガ銀行が日本IBMに対し,開発を委託した情報システムが完成しなかったとして損害賠償を求めた事件の控訴審判決。
原審の判断が覆り,契約締結上の過失が認められた事例。
ユーザの担当者の交代などもあって,システムの追加,変更要望が従前の注文内容を超えたものであって,本件システムの未完成は,ベンダの債務不履行によるものではないとされた事例。
ベンダからの開発業務の追加委託料請求と,ユーザからの債務不履行解除に基づく原状回復請求が問題となった事例。
契約締結前に作業したものの,締結に至らなかった場合の責任の所在と,作業分の報酬について争われた事例。
代金額の合意が認められないが,商512条に基づく報酬請求権として,その相当対価を調停委員会の判断に基づいて行った例。
ホームページ構築作業中に注文者から解除されたとして損害賠償を求めた事案。
ウェブサイト制作請負契約に基づく報酬を請求した件において,請負契約の成立が争われた事例(原告本人訴訟)。
実務上必要な機能が実装されておらず,不具合があった場合における報酬請求,契約解除の可否について。
仕事完成前に請負業務の履行が不能になった場合の責任の所在と,プロジェクトマネジメント義務の存否が問題となった事例。
合意によって作業の一部を発注者が肩代わりしたという場合における代金の変更の有無が争われた事例。
納期遅延によるユーザからの解除の有効性が争われた事例。
プロジェクト管理義務・協力義務について言及されたかなり初期の判例。
パチスロ液晶画面表示用のアニメーションデータ加工開発委託代金に関する紛争。