労務
退職従業員が作成した資料の秘密管理性(営業秘密)、創作性(著作物性)のほか、従業員の引抜行為、顧客の切替勧奨など仲違い事案において頻出する多くの論点が問題となった事例。
大手コンサルティングファームの幹部が、競合に転職後、チームメンバーらに転職するよう勧誘した行為が、社会的相当性を逸脱するものであるかが争われた事例。(本件は、「IT・システム判例」ではないが、IT業界全般で起こりがちな話で注目を集める事案なの…
会社が退職した従業員に対し,業務上作成したソースコードの保存してPCの引渡し等を求めるとともに複製等を禁止するよう求めたところ,その特定性が争われた事案。
元同僚の残業代請求訴訟の証拠として用いる目的で,社内の情報を漏えいしたことについての責任と損害。
経歴・能力の詐称を理由とする解雇の有効性と,詐欺の成否が争われた事例。
ソーシャルゲームの開発中に退職した従業員らが,会社から開発頓挫の責任を追及された事例。
競業他社からの業務を請け負ったとして懲戒解雇された元従業員が退職金,割増賃金等の支払いを求めた事例。
退任時に差し入れた誓約書の「秘密」の範囲等が問題となった事例。
久しぶりの労働関係判例ということで,年俸制において合意のないまま年俸を減額したことの可否について(労働法百選【第8版】36事件)。
基本給を月額で定めた上で月間総労働時間が一定の時間を超える場合に時間当たり一定額を別途支払うなどの約定のある雇用契約の下において,各月の上記一定の時間以内の労働時間中の時間外労働についても,使用者が基本給とは別に割増賃金の支払義務を負うと…
SEとして勤務していた元従業員からの時間外割増賃金請求に対し,裁量労働制の適用を認めず,元従業員の請求を認めた事例。
退職した従業員が個人で開発した行為が問題となった事案。
会社Xに入社する前後にYによって作成されたプログラムの著作権の帰属が争われた事例。
従業員の負う競業避止義務と,派遣における経歴の詐称が争われた事件
システム開発を舞台にした過労死事件。