ネット
マイニングツール,Coinhiveをサイトに設置し,閲覧者にツールを実行させていたことについて,不正指令電磁的記録保管罪の成否が問題となった事件(控訴審係属中)。
レストランを運営するXが,グルメコミュニティサイトを運営するYに対し,店舗情報が掲載されたことが不法行為等に該当するとして,削除とともに損害賠償請求をした事案。
口コミサイトで,ランキング1位と表示された事業者が,不正競争に該当するかが争われた事例。
2014年に起きた大量の個人情報漏えい事件関連の民事訴訟の一つで,千葉で提起されたもの。個人情報保護法の規定の違反と,不法行為責任の関係や,セキュリティ対策についての具体的義務の水準について触れた点が注目された。
ゲームの企画及びシナリオの作成に関する委託契約の性質が問題となった事例。
期間限定で提供されていたガチャの表示を巡ってユーザがゲーム運営会社を債務不履行・不当利得・不法行為等に基づいて返金を求めた事案。
転職情報サイトの「社長はワンマン」等の書き込みについてプロ責法に基づく発信者情報開示請求がなされた事案において,一審で開示を求めたが,控訴審で判断が覆った事例。
申込書記載の文言が契約の合意内容になっているか否かが争われた事例。
いわゆるベネッセ事件の損害賠償請求訴訟の最高裁判決。
モールの運営者が,検索連動型広告に表示されることについて商標権侵害の責任を負うか否かが争われた事例。
(1)リツイート行為が著作権侵害に該当するか,(2)著作権侵害行為時ではなく当該アカウントの最新のログイン時の発信者情報の開示を求められるかどうかが争われた事例。
他人のSNSアカウントになりすまして書き込みを行った行為について,権利侵害性が問題となった事案。
過去の逮捕歴が,検索エンジンの検索結果に表示されることについて,人格権侵害を理由に削除請求権を有するとして,仮の地位を定める仮処分決定を求めた事案。
携帯電話の通信契約の解約金条項の有効性が問題となった事例(KDDI事件)。
オークションにおいて成りすまし入札・落札を繰り返した者について,私電磁的記録不正作出及び同供用罪の成否が問題となった事例。
ネットバンキングサービスの障害によって金融取引に生じた損害の賠償責任が問題となった事例。
開発導入が終わっていないとして既払い金の返還を求めたユーザに対し,ベンダから開発導入の残代金と,管理契約委託料の請求がなされた事例。
使用許諾契約書に同意するボタンをクリックするという手続を経た場合における契約の成否,有効性が争点となった事例。
ビットコインのユーザが,取引所(正しくはその破産管財人)に対し,ビットコインの所有権は自己に帰属すると主張し,その引渡し等を求めた事件。
変更後の規約中の禁止事項に該当するとして,アカウントを停止された利用者が処分や規約の有効性を争った事案。 ※表題は,当事者がつけた事件名(通常は「損害賠償請求事件」などとつくものだが・・)。
再委託先従業員の不注意によってファイル共有ソフト経由で住民情報が漏えいしたという事故について再委託に対する損害賠償が認められた事例。
SEO対策業務の履行の有無が争われた事例において,事業者が具体的な作業内容は明かせないとしつつも,結果が改善されたことから履行があったと推認されるとした事例
リアルアフィリエイト報酬の請求可否が問題となった事例。
利用規約で禁じられていた「面識のない異性との出会い等を目的として利用する行為」の該当性と,それに基づくアカウント利用停止が問題となった事例。
ゲーム運営会社が行ったアカウント永久停止処分が違法だとして,利用者としての地位確認と慰謝料を請求した事例。
ツアー料金について,誤った価格表示についてなされた契約の成否/錯誤が問題となった事例。
自宅のベランダに干してあった洗濯物が撮影され,グーグルストリートビューで配信されたことについてプライバシー侵害の成立が争われた事例。
検索結果の表示による名誉棄損,不法行為の成否が争われた事例(平成21年当時)。
ネットに掲載されたランキング表の最低評価を受けたことが名誉権侵害にあたるとして,サイト管理者の発信者情報開示を求めた事例。
大手検索サービス提供事業者に対して,過去の逮捕歴に関する検索結果(表示及びリンク)の差止等を求めた事例。